遺伝なんて

以前、「テレビで子供の才能に遺伝はない」
ということを言っていました。

つまり、極端な例ですが、親が有名大学を出ていても子供がそうなるとは限らないし、逆に親が高卒でも子供が天才になることもある、ということです。

では何が子供の能力に関係するのかというと、それは「環境」なのだそう。

子供の置かれている環境。
子供が想像力を働かせることができるような環境かどうか。

おもちゃがあり、本があり、色使い、周囲の音など子供が子供らしくいられるものがあるのかどうか、かな、、、?

遺伝子学で有名な村上和雄先生はある紙面でこのようなエッセイを書かれていました。

テーマは「才能と環境」

それは、才能と環境、すなわち先天的なものと後天的のもの、どちらが子供の成長に深くかかわっているのでしょうか。
という前ふりから始まります。

村上先生は、おもしろいデータを出して説明してくださっています。

それは
「人間の遺伝子の数は、ハエの2倍にすぎない」
というデータです。

「え!?そんなに少ないの?」
驚きです。

なぜそんなに驚くかというと、だって人間とハエでは体の大きさは勿論、思考や行動の複雑さや高度さはハエとは比べられないからですよね。
それなのに、遺伝子の数は半分の違いしかないなんて、信じがたいことです。

このことについて、村上先生は

先天的な遺伝子の差以上に、はるかに知性や文化の差が大きいということは、人間の高い知能が後天的に開発される部分が大きいということを示しています。つまり、生物の本脳的行動は遺伝子が決めるが、文化的行動は後天的な経験や環境によって、変わる割合が大きいということです。

ということは、ハエと人間を区別するのは、後天的な要因から学ぶ学習能力の差であると言えます。私たち人間は、環境や経験次第でいくらでも伸ばせるのです。

村上先生のお話は、冒頭の「子供の能力に遺伝はない」を証明していました。

「私たち人間は環境や経験でいくらでも伸ばせる」

すばらしい言葉ですね。
いくらでもってことは大人も伸ばせるってことですよね。
まだまだいけるかなと思える言葉ですね。

先生は最後にどのような環境整えてあげると良いかを書いています。

才能や能力は、それが乱されやすい環境でこそ、いち早く開花します。

環境でも、是非子供たちの学びの環境を整えましょう。

その際、特に大切にしたいのは、自由な発想や独創性です。もし、子供が突拍子もない質問をしても、「ばかなことを」と否定するのではなく、子供と一緒になって、真面目に考えてみましょう。自由な発想の芽を大切にすることが、子供の才能を育てるのです。

頭の良い子供を育てるには、なんてよく耳にする言葉ですが、遺伝が関係ないってことは「カエルの子はカエル」では決してないってこと。
親の育て方によって子供はいかようにも変われるってことですよね。

教育評論家の尾木ママが以前言ってましたが、

「頭の良い子供を育てるには星を見ることがいい」。

星を見て、みんなで語らうことがいろいろなところを活性化させるのだそうです。

昨日まで田舎に帰っていたのですが、それはそれはきれいな満点の星空でした。
昔の人が星に魅せられ、神話を作ってしまった気持ちも分かる気がします。

冬の夜空は四季の中で一番きれいな夜空が広がります。寒くて億劫ですが、子供と星を見てみるのもよいかもしれません。

なにより、子供と一緒にいられるのは今しかないんですもんね。
1年後、2年後にはもう一緒に楽しむことができなくなってしまうかもしれないのだし、子供と自然を楽しむことが、子供にとってのかけがえのない経験になって更に頭まで良くしてくれるのですから、寒いのを少し我慢するのも価値ありです。

中学受験 親の悩み相談・子供に贈りたい言葉
プロ家庭教師が教える戦略的中学受験
中学受験 成績急上昇支援教材
中学受験プロ家庭教師T.Uemuraの偏差値大逆転指導法
中学生高校受験 成績急上昇支援教材

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ