努力する人は…

努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る
井上靖

解釈例

希望を語る人と不満を語る人たちがいます。その人たちの違いはなんでしょう?答えは努力の有無。

努力をしている人は何かに向かって努力をしているので、その先には希望があると信じています。だから希望を語ります。怠けている人は向かうべき所がわからない、わかっていても本気でそこに向かおうとしていないので、先に希望がある事などは全く見ようとせず、今の自分の境遇や将来への不満ばかりを語ります。

希望を語っていれば先にあるものがどれだけ素晴らしいものかを実感する事になり、先へ進もうという気持ちが芽生え、その為に努力しようと思うのではないでしょうか?不満ばかりを語り、先にあるものを見ようともしないままでは前に進めません。何事もネガティブ思考ではなくポジティブ思考でいれば、自ずと道も開けていくのでしょう。

名言の活用例

子供が自分の境遇に不満ばかり。不満ばかりを漏らす事は、自分がどのような状態なのかを教え、目を覚まさせてあげませんか?例えばこんな風に…

子供「夏休みの宿題、なんでこんなに出るんだよ!全然終わらない!こんなに宿題出るなんてもうやだ!」

貴方「不満ばっかり言ってるのはあなたが怠けてるからよ?」

子供「怠けてなんかいないよ!宿題が多すぎて夏休みなのに休めないんだもん!」

貴方「あら、充分に休んだじゃない。前半は毎日お友達と遊んでたでしょう?」

子供「うん。でも後半にやればなんとかなると思ったんだもん」

貴方「それが怠けてた証拠よ。後半になっても大変な思いをしてるじゃない」

子供「うん…。だって…だって…」

貴方「ちゃんと努力していれば『夏休みはこんなことをしよう』『○○くんと××に行こう』って希望が語れたはずだわ。努力をする人は希望を語るし、怠けてた人は不満を語るの。まさに今のあなたが不満を語る人なのよ?怠けてばかりじゃ不満だらけになるのも当たり前だわ」

子供「それじゃ努力してれば不満はなくなるの?」

貴方「そうね。全てが無くなるとは言い切れないけれど、少なくとも不満ばかりを語ったりはしないわ。いつもイヤだイヤだって言ってる毎日よりも、あんなことしたい、こんなことしたいって希望を語る毎日の方が楽しいし、すごく充実してると思うわよ」

子供「今からでも間に合う?」

貴方「もちろん。夏休みの宿題だけじゃなく、色んな事を努力してごらんなさい。きっと不満なんか言わなくなるわよ」

出典の解説

井上靖 1907年(明治40年)5月6日 – 1991年(平成3年)1月29日)

北海道生まれの小説家。軍医の父の長男として生まれ家庭の事情で5歳から祖母に育てられる。22歳の時文学活動を本格化。翌年からは詩人として詩作活動に入る。29歳の時投稿し入選した作品の縁で毎日新聞大阪本社に入社。以後学芸員として従事するも徴兵などで一時離脱。復員後は再度毎日新聞に勤務。43歳の時「闘牛」で芥川賞を受賞。翌年毎日新聞社を退社し、文学活動を再始動させる為、取材旅行として各地を点々とする日々が続いた。69歳の時に文化勲章を受章する。84歳で他界し、幼児期を祖母と過ごした静岡県伊豆市に埋葬された。著作数は長編、短編、紀行などを全て含めると膨大な数になり、現在も作品の根強いファンに愛され続けている。

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