君自身が心から…

君自身が心から感じたことや、しみじみと心を動かされたことを、
くれぐれも大切にしなくてはいけない。
吉野源三郎

解釈例

自分たちが大切にしなければいけないこと、そして自分たちの原動力となるもの、それはなんでしょうか?

誰かに言われてやる事や、やらなければいけないと強制された事などは自分にとっても苦痛で、それが身に付きやすいとは言い難いものです。自分自身が心から感じた事や、心を動かされた事。それが自分の行動の原動力になるのではないでしょうか?

大切にするのはとてもとても小さな事から、他人がびっくりするような大きな事まであります。花を見て綺麗だと思ったとても小さな感動が花を理解し将来の植物研究への道に繋がったり、過去の政治家の演説に感銘を受け政治家への道を志したり。

何より自分たちが持ち続けるべきなのは、自分の心が動いたという事を忘れずに大切にしていくことなのでしょう。

名言の活用例

勉強はもちろん大切です。でも勉強以外でも大切にしなければいけない事はたくさんあります。その中の一つにこの名言にあるような「感動」があるのではないでしょうか?自分が感じた事を大切に、何に心を動かされたのかを受け止め大切にしていく事の重要さを教えてあげませんか?例えばこんな風に…

子供
「ねえねえ!この前のイチローのホームラン!本当にすごかったんだよ!!」

保護者
「そんなにすごかったのか?」

子供
「うん!すごくかっこよくて僕感動しちゃったよ!」

保護者
「そうか。そういう気持ちを大切にしないとな!」

子供
「この気持ちを大切に?」

保護者
「そうだ。イチローがかっこ良かった事、自分が感動した事。そういう『心を動かされた事』を大切にするんだ」

子供
「大切にすると何か良い事があるの?」

保護者
「もちろん。イチローみたいにメジャーでかっこよくホームランを打ちたいと夢を持つのも良いし、野球じゃなくても他の事で自分が他人の心を動かせるほどの『すごい事』がしたいと思ったって良い。自分が何に感動して、何を感じ取ったのか。それを大切にすることで、心の次に自分自身を動かす原動力になるんだ」

出典の解説

吉野源三郎 1899年(明治32年)4月9日 – 1981年(昭和56年)5月23日

東京都出身のジャーナリストで、昭和を代表する知識人と言われている。編集者、児童文学者、評論家、翻訳家、反戦運動家でもある。26歳で思い立って陸軍に入隊。除隊後は東京大学の図書館に就職し、政治に興味を持ち始める。社会主義団体の事務所に出入りしていた事もあり、32歳の時に治安維持法で逮捕される。これがきっかけで軍国主義に不信感を持ち、のちの反戦思想に繋がったと言われている。38歳で明治大学の講師に就任。同年代表作の『君たちはどう生きるか』を刊行し、岩波書店に入社。39歳には岩波新書を創刊、40歳で明治大学の教授になる。47歳の時、雑誌「世界」を創刊。初代編集長として戦後民主主義の立場から反戦、平和の論陣を張る。50歳で岩波書店取締役、51歳で同社常務取締役、66歳で編集顧問に就任。岩波書店の発展に大きく寄与した。岩波少年文庫の巻末に印刷されている「岩波少年文庫発刊に際して」は現在も高評価を得ており、温厚な人柄が好まれ多くの人に現在も慕われている人徳者である。

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