子供と読書

子供が通う小学校では、学期ごとに何度か「お話会」の方が来てくださり、絵本と語りをしてくれています。

1年生から6年生までのクラスを週に1回まわっているので、1学期に2回程度だが,

子供たちは朝自習の時間にお話に耳を傾けています。

6年生になっても絵本?

と思われる方もいるかもしれませんが絵本はとても奥が深く、いくつになっても(昔こどもであった大人なのですから)楽しめると思います。

たとえば「100万回生きたねこ」という絵本をご存じの方も多いと思いますが、この絵本は子供を対象としていません。

佐野洋子さんが創作された名作で私も初めて読んだときは、「本当に大切なものは何かを教えてくれる素晴らしい本だ」と思いました。

でもある時、読み聞かせ講習会に参加した際、その大学でも講師を務めておられる講師の先生が、
「学生さんもこの絵本が一番だと言いますが、実は子供はこの絵本をあまり好きではありません。」
とおっしゃっていました。

その理由はなんだか分かりますか?
それはこういうことです。

‘‘子供は自分を主人公にあてはめて本を読みます。ですからこの本の主人公である猫になりきってお話を聞きます。この絵本の中で猫は常に飼い主が嫌いです。猫になりきった子供にとって飼い主は自分の親ということになりますが、その飼い主を嫌いなんて子供にとっては意味が分からないんです。‘‘

結果その本は好きではない本となります。

つまり大人向け絵本ということになります。

だから逆にもしお子さんが「100万回生きたねこ」のようなタイプの本に理解を示すようになってきていたらお子さんは精神的にずいぶん成長していることが分かるわけです。

子供が読んで楽しかった!面白かった!という本は一度読んでみると、子供が今どんな風に社会をみているのか、また、今どのくらいの多方面にわたる知識を持っているのかを探るツールとなるように感じます。

今流行りのマンガ「ワンピース」なんて映画版を見たりするとかなり私も胸を打たれるんですが、もし子供がポロリと涙を流していたら、同じ感性をもっているのだなと感じます。

少し前、エンデの不朽の名作「モモ」をこの年になってもう一度よんでみたのですが、あまりにも面白くて、止まらなくなりました。

そこで当時5年生だった娘に紹介したところ、彼女も「最高だった!」と言っていました。
モモの話は読み手をストーリーの中に引き込み、時間というものはどう使うべきかを教えてくれます。

映画にもなった「愛しの座敷わらし」も親子で読みました。この本もとてもよくまとまっていて、ほっこりする内容でしたが、青少年文学ではけっしてないので、大人の内容も含まれています。すこしですが、、。

この文全てを理解したかどうかは定かではありませんが、成長期にある子供が情報をいかに吸収し、自身の知識としていくかなんてことを本から考えさせられ、また、この先現実で直面する前に本で疑似体験を積んでいけば、大抵のことは乗り越えていけるのでは、と感じました。

でもやっぱり、子供には、その年齢にあった本を読んでもらいたいなあと思います。
内容が今の子供の世界観でそのまま受け入れられる内容だからです。

これまた映画化された「ナルニア国物語」の原作は小学校4,5年生向けと書かれていますが、これまたとっても面白いんです。
読んだのは「ライオンと魔女

面白いとは聞いていて、読んでみたらはまりました。

これは娘が面白いからと紹介してくれた本ですが、今私はまっています。

子供の本だからと思っていたらこんなに夢中になってしまうとは、、、。
子供向けだけに読みやすいというのも、その理由でしょうか。

大人向けの本だと眠くなりがちな私にはぴったりなのかもしれませんが、、、。

「読書は心の肥やし」
なんて誰が言っていたのかはわかりませんが、その通りだなと思います。

知識を増やす点もそうですが、心のゆとりを持てるという点も読書のさりげなく素晴らしい要素です。

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