異常気象だった今年の夏も、先日の台風の通過でひと段落というところでしょうか。
昨日あたりから、朝晩の寒さが身に染みて、季節がまた変わったなあと感じます。
秋といえば、味覚の秋、スポーツの秋、読書の秋などいろいろですが、
秋といえば、「検定試験」のような気がします。
さわやかで頭のよく働く季節だという位置づけなのか、秋の検定試験は本当に多いです。
資格女子なんかにとっては決戦の秋かもしれないです。
かく言う私は資格女子ではないのですが、昨日7年ぶりに資格試験を受けてきました。
育児、家事、役員、仕事、レオタード作り(娘の習い事の)などの余った時間をすべてつぎ込んで
準備したのですが、開始した時期が遅かったこと、子供がいる夏休みをはさんだこと、何より、
頭の記憶力の悪さったらすごいもので、一秒前に勉強したことですら、「あれ、なんだっけ」になってしまう
アラフォーのすごさの為、というより、もともと頭の回転のにぶさは超一流だったので仕方ないんですけど、
こんな理由で、つけ刃で臨んだ
テストは打ちのめされました。
テストって開始前の試験官の話を聞いているときから独特な雰囲気で、緊張が高まってくるんですね。
その時思ったことが、「これが進路を決める試験でなくてよかった」
ってことです。
単なる資格試験だから、これに失敗してもただ日常に戻るだけだから、あーよかった
と心から思いました。
更に、問題数が多くて、時間配分を失敗した私は終了前に異常なくらい焦りまくりました。
手に汗にぎり、体はほてり、心臓はドッキドキ。
これから子供たちはこのテストを受験して進路を決めていかないといけないんだなあーと思うと、
「もう大人になっててよかった」と思ってしまいました。
受験は本人がやっぱり一番大変ですね。
今回テストを受けてみて感じたことは、
テスト前、集中力がなくなり、逃げ出したい気持に何度もなりました。
主婦である私は、勉強以外にしなければならない事が山のようにあるので、それに取り掛かることで、
気が紛れましたが、学生は勉強が仕事なので、大変です。
私のように前準備の少ないつけ刃学習だと否が応でも少ない時間をフルに使って詰めこまなければならないのですが、
中学受験は早くから準備しているのだから、テスト一週間前は気分転換が必要なように思います。
それは人それぞれなので、そうすべきとは決して言えないのですが、
テストが近づいてくるその緊張感はハンパないのです。
その緊張感をいかに自分のものとして取り込み、コントロールできるかが重要なように思います。
そして、テストを終えて帰ってきた子供にはテストの内容には極力触れず
「よくがんばったね」「お疲れ様」
と言ってあげてください。
それから先は、子供は手ごたえがあっても、そしてなくても自分から話してくれると思います。
もし子供が泣いていたら、男の子だろうが、いっぱい泣かせてあげてください。
緊張感をすべて洗い流し、また新な一歩が進めるようになるには、涙をだすことが絶対必要なんです。
私もちょびっと涙が出ました。
家族の対応が非常に冷たくて。
アラフォーですけど、、、。
心はまだ12才ってことで。