成功者と失敗者の差はどこにあるか。
親にとって、最も大切なものは子供です。
殊に、する義務のないつらい中学受験をわざわざさせようとする保護者であれば、なおさらのはず。
中学受験と言えば、わが子が難関上位校に合格して家族でその歓喜に浸るイメージばかりあるかと思いますが、一握りの成功者の裏でその何倍もの敗戦者・落伍者がいるのが現実です。ではいったいその差はどこにあるのでしょうか?
私は長年、受験家庭教師の中でも「逆転のプロ」として、受験生の現状打破のために業務を遂行してきました。受験の裏も表も見てきた者として、明確に申し上げられることは、「保護者が無知のせいで、子供の才能が犠牲になっている」という真実です。
同じ塾に行っても大差がつく理由
しかし多くの保護者は、中学受験の専門家ではありません。ですから専門家であるはずの中学受験専門塾に子供を通わせ、受験の準備をするのは当然のことです。
しかし、同じ塾に行かせながら結果に雲泥の差が出るのは、どうしてでしょうか?多くの親は、「子供の才能・能力の違い」と考えるかもしれません。
しかしそれは間違っています。能力の違いで言うならば、それは子供ではなく「親の能力の違い」です。
中学受験の勉強は、子供にとって初めての本格的な勉学です。これほど高度な勉学をしたことがない。そういう意味では高校受験や大学受験と異なり、中学受験は、知識的にも経験的にも横一線のスタートなのです。
ですから同じ塾に行かせながらまったく異なる受験の成果が生じるのは、真っ白な状態の子供を、親がしつけや工夫を通して子供をコントロールした結果でもあるのです。
親には、本当の情報が来ない!
でも、多くの保護者にとって、中学受験の裏の情報・家庭内で親子がしている工夫といったものは、シークレットにされているのが現実です。
また、塾の講師も業務の性質上、家庭内でどのようなことをしているかとか、成績不振者がどのようにして優秀者になったかといったことについては、あまり研究する機会がなく、それほど存じているわけではありません。そこは、家庭教師のような職業従事者しか知りえないのです。
私は家庭教師の中でも、長年にわたり非常に多くの生徒を見てこれました。
偏差値70の優秀者もいれば、テスト順位最下位の偏差値18スタートの生徒もいました。保護者とスクラムを組み、子供の逆転を最大限に図る取り組みをずっと続けてきました。
親が子を「失敗の人生」に陥らせてはならない!
この世に一人として、敗北を歩まなくてはならない子供などいません。このサイトを作ったのは、これまで大切なお子様を私のような者に預けていただいた多くの保護者様へのご恩返しの意と、「親がバカなために、大切な子どもが敗北ばかりの人生を歩んでしまっている」という悲しい事実をできる限り減らしたいと思ったからです。また実は親にとっても、中学受験の取り組み方を学ぶことにより、大きな成長することができます。
あなたにとって何よりも代えがたい愛児は、我が国日本にとっても大事な大事な宝物です。親子家族の皆様が、中学受験を通して名実ともに最大限の成長を遂げ、次のステージに進まれることを願っております。そして皆が自己実現に目を向けて取り組めば、その子供たちによって我が国日本は再び輝く未来を手にすることができるのではないでしょうか。そのわずかな一助にでもなれば、製作者としてこれほどの喜びはありません。