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ノートひとつで学習効果は変わる。
みなさんは、ノートについてはどのようなものを使わせているでしょうか?罫線の入った大学ノートであったり、ルーズリーフを使っている場合も多いかと思います。中には、塾で売ってる塾名が入ったノートを使っている方もいるかもしれませんね。
所詮ノートなんて紙なのですから、親から見ればノートの取り方ならともかく、どんなノートを使うかによって効果が違うとまでは思われないかもしれません。よって多くの方は身近にある、罫線の入ったノートを使うかと思います。
それに対して、私がオススメするのは、5ミリ方眼のノートです。
5ミリ方眼のノートを勧める理由
最近では、算数については5ミリ方眼のノートを指定する塾も少なくなってきました。理由は、罫線よりも方眼の方が図形やグラフなどが書きやすいからです。確かにその通りです。
5ミリ方眼が良いのは算数だけではない!
しかし、私の場合は算数だけでなく、国語なども方眼をおすすめします。というのは、文字の大きさを均等に書く習慣がつくからです。
文字の書き方による減点は、想像以上!
生徒の答案を見ると、書いた文字が読みにくくて損をしている場合が少なくありません。テストの返却答案を見ると、1点減点くらいで済んでいるかもしれませんが、実際の入試では(特に記述の多い学校の場合)この程度では済まないと考えます。
というのは、見にくい答案というのは、はじめから印象が悪く、採点者が「この生徒は国語不得意者ではないか」という先入観を持って採点する可能性があるのです。
キーワードを誤解されたら、点はない!
また、実際に誤解して採点するかもしれません。それがキーワードだったら、その記述問題はまず0点でしょう。
文字を書くとき最低限気をつけるべきこと
答案の読みにくさの原因は、字の書き方の上手下手だけではありません。より注意してほしいことは、極端に小さい文字と大きな文字が混在することです。
例えば「加」と書いたつもりで「カロ」に見えたり、「台」と書いたつもりが「ムロ」に見えたりして失点することがよくあるのです。
文字を変えるだけで、ノートの機能も高まる!
きれいな文字を書くという点では、ノートを変えたくらいではあまり変わらないかもしれません。しかし、誤解を与える答案から脱却するためには、5ミリ方眼にすることによって効果が生まれるのです。
結果として、ノートの機能としても見やすいノートができ、学習効果が高まります。