生徒数は6年生で日能研は約12000。ダントツに多い。
これに対してサピックスは、約4000人。
四谷大塚は提携塾合わせて6500~7000。
早稲田アカデミーは2500前後といわれている。

これをみて皆さんはどう思うだろうか。
サピックスの生徒数が、想像よりも少なく感じられたのではないだろうか。

合格実績はというと、御三家・駒場東邦の合格者(2008年)では
日能研 519
サピックス 698
四谷大塚(提携塾含む) 402
早稲田アカデミー 269
となってサピックスが一番である。

ここで多くの保護者はこう考える。

「サピックスが、一番優秀じゃないか。少ない生徒数なのに、上位校合格者は一番多い。うちの子もサピックスに入れよう」と。

もっともだろう。だが、サピックスにケチをつけるつもりはないが、これは素人の分析だ。
毎年こんな単純な発想で塾選びをして、子供をダメにしてしまった親がどれほどいるか。
サピックスが悪い塾だとはいわない。だが万人向きではないことも事実だ。

明らかなのは、サピックスに通ってもこれらの学校に合格できるのはほんの一握りであって、生徒の大半は苦しむのである。
合わないサピックスで下位クラスに低迷するよりは、他塾でそこそこのクラスにいた方が良いことだってあるのだ。

「中学受験は親の受験」とまでは言わないが、不勉強な親が多少勉強するだけで子供は大分救われる。
塾選びに失敗しないためには、まずはこうした数字の裏に実はトリックがあることを知るべきだ。