6年生で考えると、塾の授業時間については、毎週テストがある日能研・早稲田アカデミーが多い。
ほぼ毎日のように塾に行くことになる。

サピックスはそれから見ればやや少ないが、自宅でこなさなければならない課題が非常に多い。

結果として塾についていくのが一番しんどいのは、問題の難易度も鑑みサピックスとなるだろう。
それは噂通りだ。

サピックスの中で勝ち抜くうえでは特に、家庭学習の効率化がカギになることは間違いない。
与えられる分量総量については、よくサピックスが一番多いといわれるが、私から見ればどこも大きな違いはない。

サピックスが一番多いというのはイメージが先行しているだけで、実際はどこも吐くほど与えられる。
親も子も気が遠くなるような膨大な量に、相当悩むはずだ。

「サピックスは量が多いから。」という理由でサピックスを敬遠する人は、他塾に行っても課される問題の膨大さに圧倒されるだろう。

ただ形式的にこなすのが精一杯という生徒は、何とか状況を改善しなければ
どこの塾に行っても上位陣との差はどんどん開いていく一方だ。

未消化なのに、一応やったというだけでマスターした気になって次に進む。
それはそれでしかたがないかもしれない。
でも、ほころびはどんどん広がっていく。

中学受験は総じて、そういう不効率さの競争ともいえる。
進歩の競争ではなく、どれだけ失敗しないかの競争。
勉強とか学習とかとは違う次元のもののように見えるときがある。

どうやったらより有利にコトを運べるか。
効率的に進めるか。
考える余裕がない。よって、考えようとしない。

その中で、自分に今何が必要か、
冷静に見つめるものだけが、大きな差を付けることができるのではないだろうか。